DROAS(ドロアス)は3種類あって【使用感・効果・質感】がそれぞれ違いますよ。それぞれのシャンプーを実際に使って「徹底的に解析」をした私が、何が違ってどっちがいいのか詳しく説明していきますね。
DROAS(ドロアス)を実際に使って口コミ評価&成分解析をしています。
同じブランドなので、それぞれに共通する部分がいくつかあります。しかし同じブランドでも違うシャンプー。違いを知らずに「なんとなく」で選んでしまうと、髪質に合わずに勿体無いことになってしまうので、ご購入をお考えの方はぜひ最後まで読んで下さい。
サロン・市販問わず300種類以上のシャンプーを使い『解析』『検証』を繰り返したシャンプーマニア。現役の美容師で『毛髪』『ケミカル』『ヘアケア』の資格を多数保持。シャンプー難民の為に《i.shampooマガジン》を立ち上げました。シャンプーマニアの編集長が細かくシャンプーを分析・解説致します。
DROAS(ドロアス)シルキーがおすすめの方
- 軟毛・細毛
- 健康毛
- ライトダメージ
- ギトギトになりやすい方
DROAS(ドロアス)ダメージリペアがおすすめの方
- 普通毛・硬毛
- 健康毛
- ライトダメージ
- ギトギトになりやすい方
記事の内容は、すべて個人の感想です。髪質や使う人が変われば感じ方も変わってきます。鵜呑みにするのではなくて、参考にして頂けると幸いです。
目次
DROAS(ドロアス)の特徴
引用元:ドロアス
値段 | ¥990 |
容量 | 400ml |
1mlあたり | ¥2.4 |
DROAS(ドロアス)グロッシーの香り | クラシックフルーティの香り |
DROAS(ドロアス)シルキーの香り | ブリージーサボンの香り |
DROAS(ドロアス)ダメージリペアの香り | リフレッシュフローラルの香り |
株式会社I-neから発売されている「DROAS(ドロアス)」
“泥の恵みで現代の美しさと向き合う。”
「不要なものを優しく落とす」「必要な潤いを届ける」「水分バランスを整える」
泥の特徴は汚れを取り除くだけでなく「鉄・カルシウム・マグネシム」などを豊富に含み、髪や肌に潤いを届けます。
不要なものをやさしく取り除き、必要なものを必要な分だけ与える。
泥成分:グロッシー(カオリン)・ダメージリペア(モロッコ溶岩クレイ)・シルキー(海シルト)
それぞれの「DROAS(ドロアス)」に配合されている「泥成分」は違いますが、全て保湿成分で頭皮にうるおいを与えてくれます。
そして「泥成分」以外にも保湿成分は配合されており、ダメージしている髪をケアしてくれる成分が充実しております。
それぞれの特徴をそのまま期待できるシャンプーではないですが価格以上のサロン級の「ヘアケア成分」が配合。
コスパ重視の方にはたまらないシャンプーですよ。
3つの「DROAS(ドロアス)」はどれがおすすめなんですか?
それぞれに特徴があるので、求める髪質や仕上がりによって変わってきます。ダメージした髪をケアするシャンプーを求めるなら「グロッシー」がおすすめです。詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
DROAS(ドロアス)の違い
「DROAS(ドロアス)」には3つの種類があります。
DROAS(ドロアス) の違い
- DROAS(ドロアス) グロッシー:乾燥による「艶不足」「切れ毛」「広がり」をしっとりケアしてくれるシャンプー
- DROAS(ドロアス) ダメージリペア:乾燥による「ダメージ」「広がり」をうるおいを与えてケアしてくれるシャンプー
- DROAS(ドロアス)シルキー:乾燥による「ゴワつき」「パサつき」をサラサラにケアしてくれるシャンプー
違いとしてはこの様になっていますが、実際の成分や使用感はこの通りなのか?
全ての「DROAS(ドロアス)」を使って成分を解析した感想としては「少し違う」と感じました。
シャンプーの特徴と実際の成分や使用感が違うことってあるんですか?
実際に特徴と成分や使用感が合わないことはよくありますよ。もちろん全く違うわけでもなく、打ち出している特徴の要素は含んでいます。しかし「打ち出しているおすすめの髪質よりもこっちの髪質の方が合う」と感じることもあります。この記事で「DROAS(ドロアス)」の細かい違いを解説していきます。
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それぞれの「DROAS(ドロアス)」を知りたい方はこちらの「解説記事」をどうぞ。
DROAS(ドロアス)の泥成分
DROAS(ドロアス)の泥成分には3つの特徴があり、その泥成分が頭皮や毛穴をケアしてくれます。
泥の粒子のうるおい
泥の粒子は「髪の毛の16分の1」ほどの大きさ。これによって毛穴汚れも入り込んで吸着し、高い浸透力でうるおいを与えてくれます。
泥の電子
「泥はマイナスの電子」を帯びており「プラスの電子を持っている余分な皮脂や角質」を吸着して取り除いて毛穴を綺麗な状態にしてくれます。
豊富なミネラル
泥の主成分はシリカ(ケイ酸)です。そして他にも「カリウム・カルシウム・鉄・リン・アルミニウム・マグネシウム・亜鉛・銅・ナトリウム・塩素・マンガン」等のように豊富なミネラルが含まれます。
それぞれの「DROAS(ドロアス)」には「泥成分」の頭皮や毛穴をケアしてくれる効果があります。
この「泥成分」で頭皮をケアし、アミノ酸洗浄成分を加えた程よい洗浄力で頭皮をさっぱりと洗い上げてくれます。
そして「DROAS(ドロアス)」のシャンプーには「泥成分」に加えて、ダメージをケアしてくれる「サロン級の保湿・補修成分」が配合されていますよ。
次はそれぞれの「DROAS(ドロアス)の洗浄成分」を細かく解説していきますね。
DROAS(ドロアス) グロッシー・ダメージリペア・シルキーの洗浄成分の違い
同じブランドのシャンプーですが、洗浄成分は違うのですか?
「 グロッシー」「ダメージリペア」「シルキー」の洗浄成分は、少し違います。同じブランドでも洗浄成分が違うことで、おすすめする髪質が変わってきますよ。
DROAS(ドロアス) グロッシーの洗浄成分
- ラウロイルメチルアラニンNa
- コカミドプロピルベタイン
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- ラウラミドDEA
- スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na
- ラウリルベタイン
- コカミドメチルMEA
DROAS(ドロアス) ダメージリペアの洗浄成分
- ラウロイルメチルアラニンNa
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- コカミドメチルMEA
- ラウリルベタイン
DROAS(ドロアス) シルキーの洗浄成分
- ココイルグルタミン酸TEA
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- ラウラミドDEA
- コカミドプロピルベタイン
- コカミドメチルMEA
全部の「DROAS(ドロアス)」の洗浄成分に「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」が配合されていますが、洗浄力の強い成分ですよね?
「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」は洗浄力が強めで脱脂力があるので、ダメージしている髪にはおすすめしにく成分です。特に配合量が多い気になってしまいますね。
メインで配合されていないの、使ってすぐにキシキシ感を感じるような仕上がりにはならないです。しかし使い続けることで徐々に質感が悪くなることはあるので注意して下さいね。
洗浄力が優しい順番が「1.グロッシー 2.シルキー 3.ダメージリペア」の様になります。「グロッシー」は洗浄力が強い成分が1番少ないので、刺激が少ないくて1番おすすめです。「シルキー」は洗浄力が強い成分が多く配合されておりますが、メインの洗浄成分が高価で良質なアミノ酸洗浄成分です。「ダメージリペア」も洗浄力が強い成分が多く配合されており、メインの洗浄成分も良質なアミノ酸洗浄成分なので悪くはないですよ。。
似たような洗浄成分の配合でも色々と変わってくるんですね。
シャンプーは「水と洗浄成分で70〜90%」を占めているので、洗浄成分が少し変わるだけでシャンプーとして凄く変わってきますよ。
DROAS(ドロアス) グロッシー・ダメージリペア・シルキーの保湿・補修成分の違い
洗浄成分はわかりました。「保湿・補修成分」には違いがあるのですか?
DROAS(ドロアス) の「保湿・補修成分」は良質で効果の高い成分が配合されていますよ。
DROAS(ドロアス) グロッシーの保湿・補修成分
- 加水分解コラーゲン
- イソステアロイル加水分解コラーゲン
- 加水分解サケ卵巣膜エキス
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解シルク
- セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP
- クオタニウム-33(18-MEA)
DROAS(ドロアス) ダメージリペアの保湿・補修成分
- 加水分解コンキオリン
- 加水分解コラーゲン
- イソステアロイル加水分解コラーゲン
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解シルク
- セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP
- クオタニウム-33(18-MEA)
DROAS(ドロアス) シルキーの保湿・補修成分
- 加水分解コラーゲン
- イソステアロイル加水分解コラーゲン
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解シルク
- セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP
- クオタニウム-33(18-MEA)
全ての「DROAS(ドロアス) 」に配合されているのが「加水分解ケラチン(羊毛)」「加水分解シルク」「セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP」「クオタニウム-33(18-MEA)」ですね。
「加水分解系」の成分はダメージケア用のシャンプーによく配合されている良質な成分で「セラミド」はサロン級の保湿力・浸透力の高い成分。「18-MEA」はキューティクルを補修して手触りや艶感を良くしてくれる良質な成分です。どれも配合されていると嬉しい成分ですね。
他の「保湿・補修成分」は加水分解系の成分で、ダメージしている髪をケアして「ハリコシ」を与えてくれます。そして「ダメージリペア」に配合されている「加水分解コンキオリン」には「水分保持・皮膚細胞の活性化」を助けてアンチエイジング効果もありますよ。
「保湿・補修成分」なら「ダメージリペア」が良さそうですね。
そうですね。しかし「洗浄力が強い」ので、もう少し低刺激な洗浄力になれば「ダメージリペア」もおすすめしやすいですね。
3種類のDROAS(ドロアス)どれがおすすめ!?
じゃあ結局はどれがいいシャンプーといことはないんすか?
どれか1つのシャンプーをおすすめをするなら「DROAS(ドロアス) グロッシー」です。刺激が1番少ないので、3つの中からなら多くの髪におすすめしやすいですね。しかしおすすめの髪質は「普通毛・硬毛」です。髪質に合わないシャンプーを使ってしまうと、シャンプーの良さがわからないので注意して下さいね。
DROAS(ドロアス) ダメージリペアがおすすめの方
- 軟毛・細毛
- 健康毛
- ライトダメージ
- ギトギトになりやすい方
DROAS(ドロアス) シルキーがおすすめの方
- 普通毛・硬毛
- 健康毛
- ライトダメージ
- ギトギトになりやすい方
それぞれの「おすすめじゃない方」は解析記事に書いているので、そちらをみて下さいね。
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どれも価格的に良質なシャンプーです。本当にダメージした髪をケアしたい場合はおすすめしにくですが「使用感とコスパ」を求めるならおすすめです。
価格で考えると良質だけど、ダメージした髪のケアだけを考えると物足りないんですね。しかしコスパが良いのは大きな魅力ですね。
そうです。なので「髪のケアをしたいのか?」「コスパを重視するのか?」など、求めるものや「品質と価格のバランス」が大切ですよ。これからも色々なシャンプーを解析するので参考にして下さいね。

サロン・市販問わず300種類以上のシャンプーを使い『解析』『検証』を繰り返したシャンプーマニア。現役の美容師で『毛髪』『ケミカル』『ヘアケア』の資格を多数保持。シャンプー難民の為に《i.shampooマガジン》を立ち上げた編集長。