flat(フラット)モイスト&モイストシャンプーを実際に使って口コミ評価&成分解析をしました。
「くせ・うねり」のある髪を扱いやすくて毛先までまとまるシャンプーですが、成分的に「クセ毛に良い」と感じませんでした。詳しく解説していきます。
サロン・市販問わず300種類以上のシャンプーを使い『解析』『検証』を繰り返したシャンプーマニア。現役の美容師で『毛髪』『ケミカル』『ヘアケア』の資格を多数保持。シャンプー難民の為に《i.shampooマガジン》を立ち上げました。シャンプーマニアの編集長が細かくシャンプーを分析・解説致します。
- 普通毛・硬毛
- 健康毛
- ギトギトになりやすい方
- 男性(女性に比べて油分が多い為)
- 細毛・猫っ毛
- ダメージが気になる方
- 髪を綺麗にしていきたい方
- 乾燥毛・クセ毛
- ライト〜ハイダメージ毛
- 敏感肌・乾燥肌
flat(フラット)モイスト&モイストの特徴
値段 | ¥990 |
容量 | 500ml |
1mlあたり | ¥1.9 |
香り | 気分前向きリフレッシュフローラルの香り |
花王株式会社(Kao Corporation)から発売されている「flat 」
“くせ・うねりメンテナンスシャンプー”
花王から発売されている「flat 」はクセ毛用でまとまりが悪くて、毛先がパサッとしてしまう髪をまとまり良くしてくれるブランドです。
そして「flat(フラット)モイスト&モイスト」は「くせ・うねり」のある髪を毛先までしっとりまとまるスタイル。
ゴワつく髪の原因の1つ「髪内部のカルシウム」を洗浄して指通りよく扱いやすい髪へ。
しかし成分や使用感など、クセ毛用のシャンプーとは感じませんでした。
クセ毛の髪は他の髪よりも水分が少なくてパサっとしやすいので、特に成分が大切になってきますよ。
特に洗浄成分が重要ですが、刺激が強すぎるのが気になりますね。
flat(フラット)モイスト&モイストの成分解析
成分一覧
水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ラウラミドプロピルベタイン、ラウレス-16、コハク酸、イソデシルグリセリルエーテル、PPG-3カプリリルエーテル、ラウリルヒドロキシスルタイン、ポリクオタニウム-10、ラウレス-3、塩化Na、水酸化K、安息香酸Na、香料
本当にクセ毛用のシャンプー?と思ってしまいました。水分量の少ないクセ毛におすすめ出来ない刺激の強い洗浄力に、クセ毛を抑えてくれる成分も配合されておりません。健康毛でゴシゴシ洗いたい方は気持ちよく洗うことが出来ますよ。
洗浄成分
- ラウレス硫酸アンモニウム
- ラウラミドプロピルベタイン
ラウレス硫酸アンモニウム
ラウレス硫酸Naと同じぐらい刺激・洗浄力が強い洗浄成分。
泡立ちが良くて頭皮と髪の油分と水分を必要以上にとってしまいます。
ダメージが気になる方はもちろん。髪や頭皮のケアをしたい方にはおすすめできません。
ラウラミドプロピルベタイン
ベタイン系の洗浄成分。
刺激が少なくてベビーシャンプーにも使われている安全性の高い成分です。
多くのシャンプーに配合されている良質な成分。
保湿・補修成分
気になる成分なし。
flat(フラット)モイスト&モイストの使用感
- 洗い心地
- 香り
- 仕上がり
洗い心地
ギトギトしやすい頭皮でも泡立ちが良いです。
油分の多い方や男性でも気持ちよく洗うことが出来ます。
しかし洗っていて引っ掛かりやゴワつきを感じるので、ダメージが気になる方は注意して下さいね。
香り
リフレッシュフローラルの香り。
少し柑橘系を感じるフローラルな匂い。
髪に優しい香りが残ってくれますよ。
仕上がり
さっぱりとした洗い上がりでスッキリします。
しかしごわつきやザラツキを感じるので、ダメージをケアしたい方は注意して下さいね。
flat(フラット)モイスト&モイストの総評
flat(フラット)モイスト&モイストシャンプーの成分を解析して、実際の使用感について書きました。
1番感じたのは「洗浄力が強すぎる」ということです。
頭皮がギトギトしやすい方や、油分が多い男性の方ならサッパリとして気持ちよく洗うことが出来るかもしれません。
しかしダメージが気になる方やクセ毛の方の場合は、余計に水分や油分を取り除いてしまうのでパサッとしてしまう原因になってしまうので注意して下さい。
- 普通毛・硬毛
- 健康毛
- ギトギトになりやすい方
- 男性(女性に比べて油分が多い為)
- 軟毛・猫っ毛
- ダメージが気になる方
- 髪を綺麗にしていきたい方
- 乾燥毛・クセ毛
- ライト〜ハイダメージ毛
- 敏感肌・乾燥肌
サロン・市販問わず300種類以上のシャンプーを使い『解析』『検証』を繰り返したシャンプーマニア。現役の美容師で『毛髪』『ケミカル』『ヘアケア』の資格を多数保持。シャンプー難民の為に《i.shampooマガジン》を立ち上げた編集長。