【美容師の口コミ】ハニーク ディープリペアを解析＆レビュー

ハニーク ディープリペアシャンプーを実際に使って口コミ評価＆成分解析をしました。

しっとりした質感で広がりやすい髪もまとまりやすくなります。しかし洗浄力は強めなので、髪質によっては注意が必要です。

サロン・市販問わず300種類以上のシャンプーを使い『解析』『検証』を繰り返したシャンプーマニア。現役の美容師で『毛髪』『ケミカル』『ヘアケア』の資格を多数保持。シャンプー難民の為に《i.shampooマガジン》を立ち上げた編集長。

ハニーク ディープリペアの特徴

値段	¥1,650
容量	450ml
1mlあたり	¥3.6
香り	アクアブロッサムハニー

ボトルワークス株式会社から発売された「ハニーク ディープリペア」

髪の芯からうるおいを与えてくれる「ハニープロテイン」を配合し、髪の悩みである「うねり・広がり・パサつき」をケアしてくれるシャンプーです。

クセ毛の髪は水分が少なくて「パサっ」と広がりやすくなってしまうので、そこに着目してハチミツの力で髪のまとまりをよくしてくれるということですね。

使用感としてもしっとりした重たさのあるシャンプーで、ふわふらと広がりやすい髪でもまとまってくれます。

ハニーク ディープリペアの成分解析

低刺激な洗浄成分と刺激の強い洗浄成分が配合。ダメージや乾燥が気になる場合は注意が必要。最初は気にならなくても使い続けることで徐々にパサつきや軋みを感じるかもしれないです。

洗浄成分

ラウラミドプロピルベタイン

ベタイン系の洗浄成分。

刺激が少なくてベビーシャンプーにも使われている安全性の高い成分です。

多くのシャンプーに配合されており、無難に良質。

ラウロイルメチルアラニンＮａ

アミノ酸系洗浄成分。

マイルドな洗浄力で泡立ちもよく、コンディショニング効果のあるバランスの良い成分です。

生分解性がよくて刺激も少ないので、敏感肌・乾燥肌の方でも安心。

オレフィン（Ｃ１４－１６）スルホン酸Ｎａ

洗浄力・刺激の強い洗浄成分。

「ラウリル硫酸Na」などの、刺激の強い成分の代わりに使われることが多い成分です。

洗浄力は「ラウレス硫酸Na」とほとんど変わりません。

「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」は、価格が安価でなので、多くのシャンプーに使われております。

洗浄力が強いので、配合量が多いと「パサつき・引っ掛かり・軋み」の原因になることもあるので、注意が必要。

保湿・補修成分

ハニーク ディープリペアの特徴である「ハチミツ」も配合。

高い効果は期待できないが、乾燥した髪に水分を与えてくれます。

ペリセア

最も良質な成分が「ペリセア」

保湿力の高い成分で、約1分で髪の深部まで浸透する優秀な成分

高価なシャンプーにも配合されることが多い高価な成分の1つで、しっかりとした研究結果もあります。

加水分解系

加水分解系の成分が多く配合

• 加水分解乳タンパク
• 加水分解ダイズタンパク
• 加水分解ローヤルゼリータンパク
• 加水分解ウールキューティクルタンパク
• ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン（羊毛）
• イソステアロイル加水分解ケラチン（羊毛）
• ココイル加水分解ケラチンＫ（羊毛）
• （ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ）ヒドロキシプロピル加水分解シルク

乾燥した髪を保湿したり補修してハリコシを出してくれる良質な成分。

ケラチンは髪や爪にも使われているタンパク質ですよ。

ハニーク ディープリペアの使用感

洗い心地

泡立ちが良くて、簡単にモコモコと泡立ってくれます。

泡立ちもいいので洗いやすですが、洗っている時に少し引っかかりを感じるので、ダメージが気になる髪は注意しましょう。

香り

アクアブロッサムハニーの香りが優しくて女性らしいいい匂いです。

爽やかな甘さで、甘すぎないのでどの年代の女性でも合いそうです。

仕上がり

しっとり感が強めの重たい仕上がり。

まとまりは良くなるけど、引っ掛かりやパサつきが気になるところですね。

ハニーク ディープリペアの総評

ハニーク ディープリペアの成分を解析して、実際の使用感について書きました。

「うねり」「パサつき」「広がり」など、水分量の少ない髪をケアしてくれるシャンプーですが、それにしては洗浄力が強く感じました。

洗い心地もキシキシした感じがあったりと、少し残念な感じがしましたね。

市販のシャンプーにしては価格は高めなので、あえておすすめする感じではないと思います。