ボンドプレックス ストレート&カラーシャンプーを実際に使って口コミ評価&成分解析をしました。
3つの独自成分が髪色をキープしてストレート髪に導いてくれます。しかし気になるポイントがあるシャンプーでもあります。詳しく解説していきますね。
サロン・市販問わず300種類以上のシャンプーを使い『解析』『検証』を繰り返したシャンプーマニア。現役の美容師で『毛髪』『ケミカル』『ヘアケア』の資格を多数保持。シャンプー難民の為に《i.shampooマガジン》を立ち上げました。シャンプーマニアの編集長が細かくシャンプーを分析・解説致します。
- 健康毛
- 泡立ちにくい方・油分が多い方
- スタイリング剤を使う方
- メンズ
- ゴシゴシ洗いたい方
- ダメージ毛
- ハイダメージ毛
- クセ毛・乾燥毛
- 敏感肌・乾燥肌
- ブリーチや縮毛矯正をしている方
ボンドプレックス ストレート&カラーシャンプーの特徴
値段 | ¥1,650 |
容量 | 430ml |
1mlあたり | ¥3.8 |
香り | ブロッサムローズの香り |
スリーアンク株式会社から発売されている「ボンドプレックス ストレート&カラー」
“3つの独自成分が髪色3倍長持ち!うねりを抑えてストレート髪へ“
「カラーボンド処方」「アクアバランスケラチン」「アミノボンド処方」がカラーのダメージをケアして水分をコントロールしてうねりを抑制。
3つの独自成分にはそれぞれの役割があり、それらが髪色とうねりを抑えて綺麗な髪にしてくれるという事ですね。
少し勘違いしそうなワードが多々見受けられますね。
そしてこれもありえません。
カラーをして3週間でここまで鮮やかに髪色をキープ出来るシャンプーやトリートメントはありません。
特殊なカラーをすればこの様な結果になる事もありますが、ヘアケアでは無理ですね。
ボンドプレックスの違い
- ボンドプレックス モイスト&ダメージケア:髪のダメージをケアしてしっとりと潤いを与えてくれます。
- ボンドプレックス ストレート&カラー:カラーの髪色をキープして「うねり・クセ毛」を抑制してくれます。
ボンドプレックス ストレート&カラーシャンプーの成分解析
成分一覧
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドメチルMEA、アミノホスホノ酪酸アルギニン、マレイン酸、レブリン酸、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(羊毛)、ヘマチン、加水分解コラーゲンエキス、ポリクオタニウム-47、ポリクオタニウム-53、ポリクオタニウム-61、シスチン、グルタミン酸、ロイシン、アルギニン、セリン、アスパラギン酸、トレオニン、プロリン、グリシン、チロシン、バリン、アラニン、フェニルアラニン、リシン、メチオニン、トリプトファン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、イソロイシン、ココイルアルギニンエチルPCA、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、ツバキ種子油、オリーブ果実油、アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、PPG-3カプリリルエーテル、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-22、キサンタンガム、塩化Na、PPG-7、水添レシチン、フィトステロールズ、ペンテト酸5Na、フィチン酸、EDTA-2Na、水酸化K、クエン酸、水酸化Na、BG、グリセリン、酸化銀、フェノキシエタノール、ペンチレングリコール、香料
程よい洗浄力に加えて保湿力やコンディショニング成分が充実していますね。この保湿力や質感を良くしてくれる所が美容液シャンプーという部分なんですね。さらに頭皮にも潤いを与えてくれるので、髪の土台になる部分からケアする事が出来ますよ。
洗浄成分
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- ラウラミドプロピルベタイン
- ラウロイルメチルアラニンNa
- コカミドメチルMEA
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
洗浄力・刺激の強い洗浄成分。
「ラウリル硫酸Na」などの、刺激の強い成分の代わりに使われることが多い成分です。
洗浄力は「ラウレス硫酸Na」とほとんど変わりません。
「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」は、価格が安価でなので、多くのシャンプーに使われております。
洗浄力が強いので、配合量が多いと「パサつき・引っ掛かり・軋み」の原因になることもあるので、注意が必要。
ラウラミドプロピルベタイン
ベタイン系の洗浄成分。
刺激が少なくてベビーシャンプーにも使われている安全性の高い成分です。
多くのシャンプーに配合されている良質な成分。
ラウロイルメチルアラニンNa・ココイルメチルアラニンNa
アミノ酸洗浄成分。
程よい洗浄力とコンディショニング効果のあるバランスの良い成分です。
さっぱりとした洗い心地で指通りがよくなり、サラッとした軽めの質感。
保湿・補修成分
- ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- ヘマチン
- 加水分解コラーゲンエキス
- ポリクオタニウム-61/リピジュア
- セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP
- ツバキ種子油・オリーブ果実油・アルガニアスピノサ核油
- ホホバ種子油
ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
ダメージした部分に吸着して水分を保持しやすい状態にしてくれる補修成分。
髪の広がりなども抑えて、保護してくれるバリア効果もあるので、髪の質感を向上してくれます。
水分量が少ない・乱れている「乾燥毛・クセ毛」の方におすすめの成分ですね。
ヘマチン
ヘマチンには色々な効果があります。
- 補修効果
- 頭皮ケア効果
- 色持ち・パーマの持ちがアップ
- 髪の毛のボリュームアップ・ハリコシ
- 頭皮の消臭ケア
- 薬剤の残留液除去
- 抜け毛予防・白髪予防
カラーやパーマをして残留してしまう「過酸化水素」「アルカリ」を除去してダメージやエイジングの進行を抑制。
髪の主成分である「ケラチン」と結合することで髪を補修し、紫外線やストレスから発生する活性酸素を抑制。
など、年代・性別問わずに嬉しい成分です。
リピジュア
保湿力・浸透力が高くて、長時間にわたってうるおいを持続してくれる保湿成分。
高い水分保持力をキープし「1gで6リットルの水分を保つといわれるヒアルロン酸」の約2倍の保湿力を持ち、その作用は数時間持続します。
水分量の少ない髪の広がりを抑えて、まとまりの良い髪にしてくれます。
保湿成分の中でトップクラスの成分。
ヒト型セラミド
保湿力・浸透力が非常に高い高価な成分。
「ヒト型セラミド」は人間の体内にあるものと最も近い構造をもっており、ダメージした髪をケアしてくれる効果が期待できます。
ダメージ・乾燥・クセ毛などの、水分量が少ない髪に嬉しい成分ですね。
- セラミドEOP(セラミド1):保湿効果・外部刺激から保護する効果
- セラミドNG(セラミド2):高い保湿効果
- セラミドNP(セラミド3):保湿効果・しわ対策
- セラミドEOH(セラミド4):角質とバリア機能を高める
- セラミドAG(セラミド5):外部刺激から保護する効果
- セラミドAP(セラミド6):保湿効果・しわ対策・ターンオーバーを促す効果
- セラミドAH(セラミド7):抗炎症や抗菌作用によって皮膚常在菌のバランスを整える効果
フラーレン
頭皮ケア・エイジングケアをしてくれて、医療にも使われている優秀な成分。
抗酸化作用が強くて頭皮の紫外線や活性酸素によるダメージを抑制して、髪を健康な状態で育ててくれます。
アンチエイジング効果もあって多くのスキンケアにも使われています。
ボンドプレックス ストレート&カラーシャンプーの使用感
- 洗い心地
- 香り
- 仕上がり
洗い心地
泡立ちが凄く良くて泡質に弾力があります。
泡立ちにくい髪質でもしっかりと洗う事が出来ますよ。
しかし洗浄力が強いのでダメージが気になる髪質の場合は注意しましょう。
香り
ブロッサムローズの香り。
サッパリとしたローズの香りで上品で女性らしいいい匂いですよ。
アロマの様な少し高級感を感じますね。
仕上がり
洗い上がりは凄くサッパリ!
質感は程よくしっとりしますよ。
しかしパサつきも感じるので、ダメージが気になる方は注意して下さいね。
ボンドプレックス ストレート&カラーシャンプーの総評
ボンドプレックス ストレート&カラーシャンプーの成分を解析して、実際の使用感について書きました。
保湿・補修成分は優秀!しかし洗浄成分が強くて台無しですね。
シャンプーの大半を占めるのは「水と洗浄成分」です。
※水が約70〜80%・洗浄成分が約20%です。
なのでどんなに良いケア成分が配合されていても、洗浄成分が強いと効果を感じにくいのです。
「良いシャンプーは洗浄力が弱い!」というのが前提なので、ダメージケアには向かないシャンプーだと思います。
もちろん「色持ち」や「うねり・クセ毛の抑制」にもおすすめはしません。
洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗いたい方におすすめですね。
- 健康毛
- 泡立ちにくい方・油分が多い方
- スタイリング剤を使う方
- メンズ
- ゴシゴシ洗いたい方
- ダメージ毛
- ハイダメージ毛
- クセ毛・乾燥毛
- 敏感肌・乾燥肌
- ブリーチや縮毛矯正をしている方
サロン・市販問わず300種類以上のシャンプーを使い『解析』『検証』を繰り返したシャンプーマニア。現役の美容師で『毛髪』『ケミカル』『ヘアケア』の資格を多数保持。シャンプー難民の為に《i.shampooマガジン》を立ち上げた編集長。